モロッコで学んだこと。

サハラ砂漠を越えた先に見た満天の星は、この旅の中でもかなり印象的で、

あまりにも高く広がる宇宙のパノラマにただただ見入って、

地球規模を越えた、宇宙が作る絶景なんだなって思った。


でも、星なら、サハラにまで来なくても、実は私達の住む街の上にも同じようにあって、


たとえ街の明かりで見えなくても、

雲で 見えなくても、

どんな時でも、

誰の上にもいつだって星空は輝いている。



と思う。



星はけっして一つじゃあない。



星空を見てたら、



「生まれてきてから、何人の人にあったのかな〜。この星空より多いのかな〜」



って思ったら、なんだか、すごく感動した。



生まれてからこの星空のように数えきれない程の人との関わりがあって今がある。


一つ一つはとても小さく光ってる星。


でも、これだけ集まると人を感動させてくれる星空になる。



人の出会いは、たとえ小さくてもたくさん集まって自分の中で満天になる。


たとえ普段、心に雲がかかってて見えなくても、


雨が降ってて見えなくても、


街の灯りで星空が見えなくても、


どんな時でも。



誰の周りにも大切な星空はある。





人はけっして一人じゃない。




そして、



星空は大なり小なりそれぞれ自分らしく輝いていて、


そんな光を見て、人は感動をする。




同じように、僕らも大なり小なり毎日を輝かせて、


自分らしく自分をぽっと輝かせる。



するとやっぱりそこに感動が生まれるんじゃないかなって思う。



たとえ小さくても自分なりに輝いてみよう。



今を生きよう。



この地球は人が思っているより、もうすでにずっとずっと美しい。



そんなことを想うサハラ砂漠の夜。



素敵な夜。






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